水分補給に役立つ経口補水液の作り方
夏の暑い季節や体調が良くない時には水分補給をしましょうとよく言われます。
水分補給にお勧めされるのが、経口補水液(ORS)です。
アクエリアスやポカリスエットに代表される飲料は経口補水液の一種ですね。
経口補水液は自分で作ることもできるって知ってましたか?
今回の記事で紹介する経口補水液は特に脱水症状への対処に役立つものです。
経口補水液は市販で買えますが、買いに行けない時に役立ちますので、ぜひ試してみてください。
- 水分補給に役立つ市販の経口補水液を紹介
- 水分補給に役立つ経口補水液の作り方を紹介
- 経口補水液の注意点
水分補給に役立つ市販の経口補水液
水分補給に役立つ経口補水液は市販のものが良く売られています。
様々な種類が売られていますが、役割としては以下の二つに分けられるでしょう。
- スポーツ中、熱中症予防の水分補給用
- 風邪などの体調不良時の水分補給用
市販されている経口補水液は上の二つの用途がメインで販売されています。
今回紹介する経口補水液と違いを紹介します。
【スポーツ用】水分補給に役立つ市販の経口補水液
水分補給に役立つ経口補水液としては日本コカ・コーラ社が販売しているアクエリアスが有名ですね。
こちらは主にスポーツなどで失われた電解質の補給するために飲むもので、疲労回復に役立つとされています。
低カロリーのモノが多く、含まれている成分もカロリー面を考慮した経口補水液製品が多いことも特徴ですね。
【体調不良用】 水分補給に役立つ市販の経口補水液
こちらはの経口補水液は大塚製薬社が製造するポカリスエットが代表されます。
アクエリアスと比べるとカロリーも補給できるよう開発されている経口補水液です。
今回紹介した手作りの経口補水液もポカリスエットと同じく種類の経口補水液です。
経口補水液の作り方
水分補給に役立つ経口補水液のレシピはユニセフとWHOが合同で行っている「Rehydration Project」で公開されています。
作り方は以下の通りです。
- 煮沸済みの水1L
- 小さじの砂糖6杯(すりきり)
- 小さじの塩1/2杯
上記の材料を混ぜるだけで経口補水液(ORS)が完成します。
上の経口補水液レシピでは小さじの分量が紹介されています。
- 煮沸済みの水1L
- 砂糖20~40g
- 塩3g
経口補水液レシピをグラム分量で示すと上の通りです。
この経口補水液は下痢症状への対処に使用できます。
食あたり等で急な脱水症状が起きたときにはよく効きます。
【簡易版】水分補給に役立つ市販の経口補水液
実は上の経口補水液のレシピには簡易版が存在しています。
発展途上国向けのレシピなので、小さじがないことを想定したレシピも存在します。
経口補水液は手を使って作ることも可能です。
- 煮沸済みの水500ml
- 塩ひとつまみ
- 砂糖ひと掴み
この方法で水分補給用の経口補水液を作る場合、事前に手を良く洗って消毒おく必要があります。
一見いい加減に見える分量ですが、このやり方を試してみると意外にもちゃんとした経口補水液が作れるそうです。
心配な方は味見をしながら作るのが良いですよ。
健常な人は経口補水液を飲んだ時「しょっぱい」味がします。
必要に応じて、薄めたりするのが良いでしょう。
経口補水液を飲むときの注意点
水分補給のために経口補水液を飲む場合には注意すべき点がいくつか存在します。
- 一気飲み
- 飲料水の代わりで飲んでしまう
経口補水液はあくまで水分補給のためのもので、常用するものではありません。
電解質や糖分の接種のタイミングによってはペットボトル症候群などの重篤な症状を引き起こす場合があります。
また、当記事で紹介した経口補水液はなるべく早く飲み切りましょう。
【まとめ】水分補給に役立つ経口補水液の作り方
水分補給に役立つ経口補水液の紹介をしました。
日本ではこれらの経口補水液が市販されて入手が容易ですが、海外ではまた違います。
旅行先で食べ物に当たってしまった時に経口補水液を用意できれば、体調不良も解消しやすくなります。
是非家でも一度作ってみてはいかがでしょうか?