ニュージーランドじゅうに日目っ!!
こんにちは。
12日目は私がジャパニーズレストランのトライアルに挑戦しただけですので、後は結果待ちです。でも、なんとなくダメそうな香りがするのでどうにかしないと。
そろそろ渡航から半月が経つので、私の渡航目的について見直したいな、と思っています。
もしグダグダと時間を食いそうならさっさと日本へ帰国したいですし。
そもそも、ニュージーランドへ来た目的は?
以前、書いたような気がしますが私はニュージーランドで環境保護ボランティアに参加したいと思ったのが理由です。正直、英語とか仕事とか二の次以下なのでジャパニーズレストランだろうが何だろうが、直ぐに雇ってくれるところに行きたいのです。仕事探している暇があれば、ボランティア探したいので。
ニュージーランドの仕事探しが辛い
とにかく、CVとカバーレター手渡しの文化が面倒になってきました。
いちいちお店まで足を運び、最低でも店ごとに「Dear 何某」と書かないと効果がないそうです。店と店の間が広いクライストチャーチでは移動が大変でなおかつ、印刷が面倒で手間がかかります。インターネット上で募集している場所でも直接足を運ばないと採用まで届かないとのこと。
甘えるな、との声もあるでしょうが、私にとっては仕事を探すのはニュージーランドでボランティアを気兼ねなく探すために長期滞在を可能にする地盤のため、労力をかける気になれないのです。
別に海外のワーホリを舐めていたわけではありませんが、想定以上に精神的に参る状況なのは確かです。
それに、ニュージーランドでの仕事探しには応募前提として経験を求められるので、日本でそれらの職についていない限りは、すんなりと決まらないのです。私には語学力、経験共に乏しいことがここで効いてきます。
現状と目標のすり合わせ
私の目標はニュージーランドで環境保護ボランティアに参加することです。それも沢山であれば尚良しなのは当然。
ですが、言ってしまえば環境保護ボランティアなんて日本でも参加することができるのです。つまり、私はわざわざ海外までやってきて時間を無駄にしながら、ボランティアを探している暇人と言っても過言ではないのです。
なら、なんで来たと言われなくもないですが、そこには別の理由が介在しています。
英語は日本でもできるが金がかかる
理由は「英語環境に身を置くこと」。これに尽きます。
日本で英語環境と言うと、英会話学校などのお金を払わないと行くことが難しい環境が殆どです。それに対して、ワーキングホリデーでは英語環境ですので最低限の環境は整っています。そこからどう転がしていくかは人それぞれですが、挑戦するだけの価値はあると思います。
ですが、忘れてはいけません。
英語を勉強するだけなら日本でもできるということを。
ワーキングホリデーは若いうちにしか行くことができない
ワーキングホリデービザは30歳を超えると取得できなくなります。私は30歳ごろには日本で何かしらの仕事には就いておきたいので、正直な話をいうと今回のニュージーランドを過ごしたら、次にワーキングホリデーに行くつもりはありません。よっぽどの何かが起きない限り、日本で就職活動やら何やらをやることになると思います。
結論は冷たく現実的
環境保護ボランティアに参加するのは将来、青年海外協力隊に行くときに経験として使いたいこと(海外渡航経験も踏まえて)がまず一つ。
英語環境に身を置くことで最低限の環境づくりをすることが二つ目。
そして、私の考える人生設計上ワーキングホリデーに挑戦するのはこれで最後になるだろうということです。
この三つの理由に対して優先順位をつけるならば、1番目に環境保護ボランティアへの参加、2番目に英語環境に身を置くこと、3番目に若いしかワーホリが出来ないこと、となります。
ただし、これらの理由について、日本でも同等のことができないのか、考えてみるとこれらの目的に対する見方が変わってしまいます。
ようく考えてみるとこれらの目標は日本国内でも達成できるのです。
3番目の理由についても海外に長期滞在するための方法はいくつでもありますし、大抵の国は3ヵ月の間、観光ビザでの滞在を認めています。正直、ワーホリビザで滞在する理由は1年間の長期滞在と就労を認めている点以外には意味がありません。
そうやってしまうと、私がワーキングホリデーでニュージーランドに滞在する理由が殆どなくなってしまいました。別に私は友達作りにニュージーランドへ来たとかじゃないですし、お金を稼ぐならオーストラリアの方が良いのもあります。となると、ここに滞在する理由として強いのは1番目の理由「環境保護ボランティアへの参加」しかありません。
私も来てから知ったのですが、ニュージーランドの冬はボランティアが少なくなるそうです。といってもゼロではないそうですが。
理由は「寒いから」だとか。
そうやって考えると長期滞在をしなければならないのですが、そのためには仕事について滞在費を稼ぐ必要性に迫られます。こうした事情を踏まえると、仕事を探すことが必須に思えてきますが、そこでニュージーランドの仕事の探し方がネックになってきます。
私としてはさっさとジャパレスでもなんでも決めて、ある程度の足しにしたいのですが、ニュージーランドで仕事を得るには私の能力上かなり時間が掛かる、もしくは厳しいと考えられます。
となると、仕事探しに多くの時間を割く必要性が出てくるでしょう。となると、肝心の目的であったボランティアについての労力が割きにくくなります。
これぞ、本末転倒です。目的と手段が入れ替わりつつあります。
そうなると、何のために私はニュージーランド下りまでやってきたのでしょう?
働くため? ボランティアに参加するため?
もう、私にも分かりません。
日本へと帰る決断をする勇気
ワーキングホリデーを途中で切り上げるのは心苦しくもありますが、目的と手段が入れ替わるぐらいなら私は帰国を選択します。
仕事探しなんかで時間を費やすぐらいなら日本でゴミ拾い等のボランティアに参加したほうが経験になります。
私にとって仕事探しは無駄な時間。できうる限り掛けたくない労力です。
ニュージーランドへ来てから半月。まだ半月と見るか、もう半月と見るかは人それぞれですが、私にとっては長すぎる時間です。
もしかしたら、6月には私は日本へ帰国するかもしれません。
次回からは普通に日記調へと戻したいと思います。
では、また。