海外でボランティアするためにやってはいけないこと
こんにちは、人生設計図に青年海外ボランティア参加が根強く残っているアンソニーです。
今回の気になる記事はこちらです。
実はわたくし、ニュージーランドでとある人と出会いまして、その人が結構手広くボランティアなどをやっているのです。偶にその人から話を聞いたりしているのですが、目からうろこが出る様な話をたくさん聞かせていただいています。
この記事はその人から聞いた話と被るような点も多かったため取り上げました。
ボランティアに行く前に現地をリスペクトしよう
「まずは、あなたが関心をもった国について、楽しく旅行されたらどうですか? その国の悲しい部分を先に見ようとするのではなく、素敵なところを発見してみてください」
この記事では筆者はボランティアに行きたいという人への質問に上のように答えています。
これはボランティアをするうえでとても大切なことです。筆者も言っていますが、援助ありきでボランティアをするのではなく、もっと簡単に考えてください。
「こうした方がいいんじゃない?」。
そんな気持ちから始めるボランティアの方が良いのです。恐らく、長続きしているボランティアはこのような考えから始まっているはずです。意識を高く持っているのではなく、衝動的にボランティアを始めている人の方が多いと思います。
私が話を聞いた人はジンバブエに滞在していた経験を持っているのですが、こう言っていました。
「ジンバブエなんて不便そうだけど、不便なりに現地の人たちだけで何とかする」
つまり、現地のことを知らないで援助したいと思うのはある意味で筋違いであるということです。
青年海外協力隊の人たちに聞いた話ですと、活動の初めの頃は現地の話を聞いたりと、活動らしい活動をしているわけではないそうです。
それは現地で必要とされていることと自分たちが現地に必要だろうと思っていることの齟齬から活動が止まってしまいます。
結局のところ現地について知っていることが少ないために二の足を踏んでしまうケースが後を絶たないそうです。
現地で後悔しないために
筆者も言っていますが、まず現地に旅行しに行くことです。語弊があるかもしれませんが、実際に目で見ましょう。
場所はどこでもいいです。その国の首都でも一地方でも。
自分の行きたいところに行って色々と見て回ってください。
そして、現地の生活に触れてみることが大切です。そこから現地に必要な課題が見えてくるはずです。
初めから「この国でこれをしたい」、と考えて渡航するのは後で後悔する可能性が高いです。
何故なら、現地へのイメージが援助が必要なほどの惨状と思ってきても、現地の人たちはそれらの障害を上手く乗り越えて生きています。
有名な話ですとマサイ族ですらスマホをもって電子マネーを使うそうですね。
イメージだけですと発展途上国で暮らしている背の高い民族と言った感じですが、実際のところは電子マネーの分野では日本よりも普及していて先に進んでいるのです。
どうでしょう?
こうして考えてみると日本人が遅れているのか、進んでいるのか分からなくなるのではないでしょうか?
まずは先入観を取り除くことから始めましょう。意外や意外、知らなかった姿が見えてくること請け合いです。
まぁ、私もこのニュージーランドが初海外なのでこんな偉そうなこと言えないのですけどね。