ウェリントンで自然の楽園ジーランディアを楽しむ
ウェリントンは北島南部にあるニュージーランドの首都です。
ピクトンからフェリーに乗ればまずウェリントンへと着きますから、ニュージーランドを縦断しようと考えた場合は、もれなくここで一泊することでしょう。
私は5日間ほど滞在していましたが、その間どこへ行っていたかというと「ジーランディア」という世界でも屈指の大きさを誇る環境保護を題材としたテーマパークに入り浸っていました。
今回は、ジーランディアの魅力をお伝えしようと思います。
ウェリントンとは
ウェリントンはニュージーランド首都で、北島南部にあります。
ピクトンからフェリーで直接行くことができるため、南島から旅行し始めた人が最初に到達する北島の町でもあります。
首都なだけあって、人も多くお店も多いのが特徴です。
また、美術館などの観光スポットがいくつもあることから観光客にも人気の町の一つです。
ジーランディアもウェリントンで有名な観光スポットの一つとして知られています。
この施設の存在を知ったとき、私は「行かねば!」とウェリントンへ行く前から決心していまして、念願かなった形になっています。
ジーランディア;エコサンクチュアリとは
ジーランディアとはニュージーランド原生林を再生させた自然保護区です。
ニュージーランドの希少な固有種たちの生活環境を保護し、絶滅の危機から守っています。
そのため、施設全体はフェンスで囲まれ入場の際には外来種が入らないように荷物をカメラの前で広げて確認する必要があります。
ニュージーランド固有の動物たちが見られる場所といえば、以前クライストチャーチで立ち寄った「ウィローバンク・ズー」が近いですが、あちらと比べてもジーランディアの規模はけた違いが違います。
ジーランディア;エコサンクチュアリの入場料
入場料は大人が20ドル程度。しかも一度入場料を支払えばチケットは翌日も有効となっています。
中心街のi-siteなどからフリーシャトルが出ていますので、かなりリーズナブルに楽しめる場所でしょう。
めちゃくちゃ広いジーランディア園内
園内はかなり広く、案内されている順路の中で最も短いものですら1時間以上かかりますが、園内すべてを回ろうと思うならば、一日だけでは足りません。
というか、あまりにも広すぎて人がほとんど立ち入っていない順路すらあります。
上の写真のようにダムがあるくらいです。
実際、渡されたパンフレットを見ると、ジーランディアが推奨している順路は全体の3分の1程度しかありません。
少しでも奥へ立ち入ろうとすればうっそうとした木々に覆われた道が姿を現します。
こんなに自然が豊かな場所がウェリントンのすぐ近くにあることが信じられません。
まるで別世界のような場所です。
ちょっとしたウォーキングとバードウォッチングを兼ねて行ってみるか、それともニュージーランド原生林の雰囲気を味わいながらハイキングをしてみるか。
いろんな楽しみ方ができる私のお勧め観光スポットです。
野生の鳥たちに会いに行こう!
ジーランディアでは多くの希少な鳥たちが保護されています。ここを訪れれば、そういった鳥たちに会うことができます。
ニュージーランドは「鳥たちの楽園」と呼ばれていたその由来がここジーランディアで見ることができるでしょう。
園内には鳥への給仕設備が各所にあり、餌を求めて鳥たちが集います。
いずれの鳥たちもニュージーランドの希少種たち!
カラフルで色鮮やかな鳥たちのかわいらしい姿が見れるかも!?
彼らも園内を行き来する人間たちのことをよく見知っているようで、野生動物ですがある程度の距離までなら近づいても逃げないこともあります。
かわいい!!
上の写真のように、運が良ければ相手のほうから寄ってくることもありますよ。
鳥だけではなくニュージーランド固有のトカゲたちもお出迎えしてくれます。
ゲッコーや。
トゥアタラと呼ばれる希少なトカゲまで見ることができちゃいます。
最後に
ニュージーランドといえば、豊かな自然や風光明媚な景勝地が思いつきます。
それに加えて、ニュージーランドには多くの希少な鳥たちが生息している「鳥の楽園」でもあります。
人々の植民によって持ち込まれてしまった外来種を極力排し、かつての楽園を取り戻そうとしたのがここ「ジーランディア;エコ・サンクチュアリ」なのです。
ニュージーランドの自然を満喫するうえで、このジーランディアは素晴らしい選択肢のひとつになれると思っています。
ニュージーランドの愛らしい鳥たちがあなたを待っていますよ!