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NYで聖書に従って生きた男の話

2018年4月16日

書籍紹介です!

 

いきなりですが、今回の記事は私の読んだ書籍紹介です。この本はもっと知られて欲しい、という私の思いもあります。

 

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紹介

 

A・J・ジェイコブズ著:聖書男-現代NYで「聖書の教え」を忠実に守ってきた1年間日記-

 

 

内容紹介

現代のニューヨークで「聖書の教え」を“文字通り”実践してみたら……
突飛な試みを1年間実践してみた非宗教的ユダヤ人の爆笑(?)体験日記。

聖書の本当の意味を捜し求めるため、
可能なかぎり聖書の言葉どおりに1年間暮らしてみた「不可知論者」の日記。
モーセの十戒のような有名な戒律だけでなく、
「罪人には石を投げよ」「生理中の女性に触れてはならない」「月の初めには角笛を吹きなさい」
といった教えをなんとか実行していく著者の1年間がおかしくも真摯に綴られる。

(amazon商品説明より)

 

内容はいたって真面目にふざけてる

 

この書籍は作者自身が体当たり的に実験してみたことを書籍にしたもので、この書籍は第2弾のものです。

といっても、前作は聖書とは関係ないのでこの本から読み始めても大丈夫ですのでご安心を。

 

聖書

 

内容はいたって簡単旧約聖書と、新約聖書に書かれている様々な戒律を可能な限りすべて実行する、というもの。

実行者はこの本の作者であるA・J・ジェイコブズ

エスクァイアという雑誌の記者で、アメリカ人。加えて、不可知論者(神の存在は認識できないとする人たち)。この本が書かれたのは2011年。因みにこの頃のアメリカにおけるキリスト教(各宗派はまとめても)は9割の人が信仰しているとされています。

そんな社会で真面目にキリスト教の戒律を実行した1年間の日記を書籍化したのが、本書になります。

 

ちょっとだけ、解説。

日本で詳しい人は少ないと思いますが、聖書には旧約と新約の二つがあります。

ここで詳しく説明するには大変なのでしないが、簡単に言って旧約には「神は世界を7日間で創った」とされる創世記から始まる5つの書のことです。

それに対して新約は「イエス・キリストの物語」と言っていいでしょう。正確に言うとそれだけではないのですが、ここではそういうことで。

 

すいません、私は神学者じゃないんです

詳しい説明はこちらのサイト(日本聖書協会HP)で見てください。

 

さて、書籍の内容に戻りましょう

 

この本では旧約と新約聖書のどちらについても規則を調べて、実行しています。

どちらもキリスト教の聖典であることは変わりないので。

 

 

そうして、調べてみたら、あるわあるわと最終的に著者がリストアップした規則は700余りにもなったそうです。

有名な「モーセの十戒」に始まり、「新月には角笛を吹き鳴らせ」や「混毛の着用をしてはならない」、「あご髭の角は剃ってはならない」等のちょっとよく分からない戒律もあったが、著者はこれらの規則についてもきちんと実行しています。

 

こんなの教会の人間もやっているのかどうか謎ですね。

 

ただ、この著者の凄いところは「ただ」規則を実行してみただけではありません。

様々なキリスト教の主義者のところへと趣き、取材をしているのです。

特に旧約聖書はユダヤの経典でもあるため、ユダヤ教の人たちにも取材をしている。彼らの聖書に対する捉え方が垣間見えるがとても面白いです。

 

この書籍を読めば、アメリカのキリスト教徒は「キリスト教」の一つで括ることが難しいほど、様々な考え方があることが分かるでしょう。

 

私はキリスト教では「甲殻類」を食べてはいけないとされているのを初めて知りました。

 

最後に

 

 

1年間に及ぶ内容が600ページに亘って綴られている本書の魅力を語るには、私の気力も実力も足りないのが少し残念です。

実際に読んでみてほしいのが本当のところです。

作中に散りばめられている注釈はアメリカのローカルネタや補足ネタが書かれていて、アメリカのディープなネタを知るにはもってこいだと思います。ただ、500近くあるので読むのがとても大変。

最後の参考文献は圧巻の一言。エッセイ本で参考文献が5ページにわたってびっしりと書かれているなんてこの「聖書男」ぐらいでしょう。

 

また、著者であるA・J・ジェイコブズはTEDの舞台でこの時の話をしていますので興味があったらどうぞ。

 

 

TEDって何? という人にはこちら。

 

アイデアの宝庫。TEDを見よう!

 

では、今回はここまで!

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