ボクシングデーで大安売り‼ニュージーランドの大セール
皆様、クリスマスはいかがお過ごしでしょうか?
毎年、日本の街中の至るところでクリスマスにちなんだイベントやセールが行われていますが、ニュージーランドなどのキリスト教圏では違い、安息日として知られています。
クリスマスは家族と一緒に静かに過ごす事が通例となっています。
日本とは真逆ですね。
でも、ニュージーランドではクリスマスの次の日にボクシングデー(Boxing Day)という祝日があるんです。
ボクシングデー(Boxing Day)って?
ボクシングデー(Boxing Day)とは英連邦国家におけるキリスト教に由来した祝日のことです。
クリスマスの次の日がボクシングデーとされています。
なので、12月26日がボクシングデーになります。
元々は、キリスト教会が貧しい人たちのために募った寄付の箱を開けるための日のことを指していました。
なので、ボクシ(BOX)ングデーと言われています。
また、クリスマスにも働かなくちゃいけなかった人達を労うための安息日でもあり、それらの人達に贈り物をしていた習慣から、徐々に安売りセールを各地で一斉に行う日を指すようになりました。
ニュージーランドでもクリスマス前後からボクシングセールと称して大安売りを始めているところがちらほらあります。
ボクシングデーに賢くお買い物しよう
ボクシングデーではニュージーランド中の多くのショッピングモールで安売りがされています。
その代わり、人でごった返していて、私なんかは人の波にちょっと酔ってしまいそうでした。
例えば、私はボクシングデー当日にクライストチャーチの北のNorthlands Mallへ行きました。
そこにはニュージーランド発アウトドアブランドである「mac pack」、「Kathmandu」など様々なお店がありましたが、その店内にも正規価格に比べて50%offの商品がゴロゴロあったりと仰天の安さです。
そうでなくても20%offぐらいは当たり前、の世界がボクシングデーです。
私は何も買ってない(もったいないですが、荷物の節約のために購入は見送りました)のですが、何度も手を伸ばしかけた事を考えると素直に買っておいた方が良かったのかもしれません。
ニュージーランドの物価は決して低くはありません。
ですが、こういった大安売りの機会を活用することでお得に良いものを買うことができるのです。
ニュージーランドのボクシングデイ
海外での大安売りというとAmazonのブラックフライデーがありますが、あれは元々アメリカで行われていた大安売りセールのことで、ニュージーランドではメジャーではありません。
そのため、ニュージーランドで大安売りセールがある日は?と聞かれるとみんな「ボクシングデー」と答えます。
また、ニュージーランドは先進国の中でも人口が少ない方なので、混雑すると言っても日本の混雑ぶりとは比べ物になりません。
安売りで人が多いと言っても行列にズラズラ並んだりする必要は殆どなく、「ボクシングデーに行きたい、でも混雑する場所は嫌」という我が侭な要求にも応えられてしまうのです。
ただ、個人商店は休みの場合があるので注意してください。
大きなモールや中心街に行けば、まずボクシングデーセールを行っていますので、そのチャンスを逃さないようにしてください。
私のボクシングデー
クライストチャーチのNorthlands Mallでは「mac pack」、「Kathmandu」を除いたものの何も購入せず、スーパーマーケットを梯子して食品を購入することにしました。
そんな中、スーパーでサーモンパイが80%offだったので思わず買ってしまいました。
スーパーマーケットはどこも比較的空いていて、消費期限などが迫ってきている食品は半額になっているものも多くありました。
ニュージーランドのスーパーマーケットではよくそう言った半額品を見ますが、ボクシングデーに乗じて売り切りたいのか、値下げしている食品が多く見られました。
幾つか食品を購入しただけでしたが、サーモンが食べられて大満足です。
何はともあれ、人生初のボクシングデーは何事もなく穏やかに過ぎていったのでした。
ニュージーランドでは時間の流れがとてもゆっくりに感じてしまいますね。
こんな穏やかな日常もまたおつなものです。