150年記念!大阪造幣局桜の通り抜け
こんにちは。
今回は、大阪市の造幣局が毎年行っている「桜の通り抜け」に行ってきましたので、ご紹介します。
桜の通り抜けは私の幼少期に行ったきりなので、新鮮な気持ちで楽しめました。
桜の通り抜けの歴史
造幣局の本局は大阪市北区天満一丁目にあります。
これは明治新政府によって明治4年4月4日に操業した時から、現在に至るまで所在地は変わっていません。当時としては画期的な洋式設備を配備し、貨幣製造を行っていました。
その頃の日本では、機械設備の輸入は出来たが、貨幣製造に必要な細々とした物資について自給自足する必要があったため、多くの設備を局内で制作していたそうです。そうしたさなか、複式簿記の採用や、断髪、洋服の着用などを説教的に行い、欧米文化移植の先駆者として日本の近代化に貢献したとされています。
元々、造幣局の所在地付近は景勝地として名高く、四季折々の賑わいを見せ、特に春の桜が有名とされ、対岸を桜ノ宮と呼ぶにふさわしく、桜が咲き乱れていたとされています。
また、造幣局内の桜は各地より珍しい里桜が集められていました。
そうした中、明治16年。時の造幣局局長が「局員だけの花見ではもったいない。大阪市民と共に楽しもう」との発案によって、満開時の数日間は構内を開放し、いわゆる「桜の通り抜け」が始まりました。
今では、戦時中を除き、ほぼ毎年行われていることから大阪の年中行事の一つとして親しまれています。
参考「独立行政法人造幣局HP」より
「桜の通り抜け」へ実際に行ってみました
ということで、私はてってこ歩きながら造幣局の桜の通り抜けに行ってきました。
造幣局は立地の点でどこの駅から行くにも距離があるのが難点でした。
でも、前回挙げた上の記事の場所の近くなので私からすれば慣れたもんです。
特に道に迷うこともなく到着。時刻は17時くらい。
「桜の通り抜け」は入り口から人でいっぱい

遅くなったな、と思っていたら、案の定人が多い、多い。
今年は桜の開花自体が早かったし、遅咲きの桜も期待できないかも、と思っていた矢先にこの人だかり。ちょっと心が折れそうでした。
取りあえず、中へ。
「桜の通り抜け」は中も人でいっぱい
意外と桜咲いてる!
時期を過ぎていると思っていたので、事前の予想より桜が咲いていて安心しました。
といっても、緑が見えていたりと時期を若干外している桜もありました。
中は、一方通行でなるべく止まらないように声掛けがされていて、私もそれに倣う形で歩きながら写真を撮っています。
手振れ補正が大活躍。
おかげで、桜の名前とか場所を把握できなかったので、ここでは提示出来ません。全134種類の桜とか把握できませんよ
最後に
まだまだ桜はあったのですが、既に花が散っていたり、人の流れに流されたりしてあまり写真は撮れませんでした。
どれがどの桜なのか全く分からないのも私的には今回はマイナスでした。
桜の名前が書かれた板があったんですけどね。見る暇なかったです。
こういうのあったら便利だったのかな?
ただ、ここは公園ではないので、立ち止まったり飲食をしたりする場所ではないため、こうなってしまうんです。
今年の「桜の通り抜け」は17日で終わってしまいます。皆様もぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
もう行く暇なんてないよ、という方でも「桜の通り抜け」に興味を持ちましたら、また来年にでもお越しくださればいいな、と思います。