濡れた本を元通りにする裏技
こんにちは、今日も今日とて更新していきます。
こんな記事を見つけました。
私も良く本を濡らして(読みながら飲み物を飲んだり、水が撥ねてきたりして)いたので、そういやこんなことやっていたなぁ、と思いながら懐かしい気になりました。私のやっていた方法も似たようなものですが、共有したいと思います。
濡れた本を元通りにするには?
濡れた本をそのままにしておくと、ページがしわしわになってとても読めたものじゃなうなってしまいます。本の嵩も倍ほどになったりして大変です。しかも、こういった時に限って図書館から借りた本等のやっちゃいけない本だったりします。
一ページだけ濡れた場合でも、そのページだけ膨らんだりして目立つこともありました。
懐かしいというよりも忌まわしい記憶ですね。
しわしわになる原理(うろ覚え)
昔、なにかの本に載っていたのをうろ覚えで覚えているだけです。ソースはないので話半分で。
紙が濡れた後にしわしわになるのは、紙の繊維が濡れてほぐれたままの形で乾き、形が固定化されるからだそうです。
つまり、対処するには濡れている状態でしか出来ないということです。つまりは濡れている状態でなら何とか出来るわけです。濡れた、と思った時にすぐ行動することで被害を減らせます。
もし、しわしわに乾いてしまった場合については同様に少し濡らしてやることで治すことができます。
私がやっていた方法
用意するのは以下の二つです。
- ティッシュもしくはキッチンペーパー(吸水性のある紙。新聞紙とトイレットペーパーはダメ)
- 重し
やり方は簡単。
濡れたページを吸水性のある紙で挟んで、上に重しを載せるだけです。濡れの具合によりますが、軽い場合は挟んで重しを置いておくとそのうち綺麗に乾きます。
問題はぐっしょりと濡れてしまった場合です。
この場合はティッシュでは追い付かないのでキッチンペーパーのほうが良いです。
とにかく水を吸い出すこと。
それと並行して重しで形を整えます。決してページを擦ってはいけません。紙が痛みます。
紙でページをふんわりと挟み込んで、上から重しを載せましょう。
挟みこんだ紙がぐっしょりするようなら新しいものと入れ替えて、何度か繰り返します。
ページが完全に乾けば終了です。大体は元通りになります。それでも心配と言う方は上から重しを載せれば大丈夫です。
既に乾いてしまった本には
しわしわのままで乾いちゃった、と言う人も中にはいるでしょう。そういった場合には、少し水を与えればいいです。
しわしわのページとそうでないページの間に吸水用の紙を挟み、上から水を含ませてやります。あまり、水を垂らしても意味はないので、霧吹き等を使って良い塩梅にやってください。湿る程度に含ませれば大丈夫です。
その後、更に吸水用の紙を載せて、アイロンをかけましょう。紙の上から直接やると痛むので必ず、吸水用の紙をあて布として挟む必要があります。
既に繊維が伸びた状態のはずですので、完全に元通りとはいかないですが、目立たない程度には出来るはずです。
電子書籍も普及し始めた現代ですが、紙の本の需用もまだあります。
なればこそ、自分の本ぐらいは綺麗に保ちたいものですね。