大人から生物学を学べるブルーバックスおすすめ本5選
動物の動画見るの楽しい!!
でも、ワル鳥さんが見ていたコアラの食べているユーカリは人間にとって毒なので気を付けてください
ええ、毒!? コアラは大丈夫なの?
平気だから食べるんです。生命現象を研究する学問が生物学です。
ワル鳥さんも生物学をちゃんと勉強してくださいね
あなたの体は普段どういう働きで動いているか知っていますか?
今地球上で確認されている生物種は175万種にのぼります。しかし、そのどれもがユニークなあり方をしています。
生命学を知ることは生命の深奥に触れることと同じです。
初心者から上級者まで、生物学について知れるブルーバックスの本のおすすめ5選を紹介します。
生物学とは何か
私達人間を含めた動物がどのように生きているのかを解き明かす学問を「生物学」と言います。
生物および生命現象を研究する学問。対象とする生物の種類によって動物学・植物学・微生物学などに分かれ、研究手段・目的によって分類学・生態学・発生学・生化学・遺伝学・分子生物学などに分かれる。
コトバンクより
生物学は生命の神秘を解き明かす過程で物理学や化学の要素を取り入れていき、専門性は多岐にわたります。
そのため、一口に生物学といっても本のおすすめを見つけることは困難です。
今回の記事ではその中でもブルーバックスという新書レーベルの本に絞っておすすめを紹介していきます。
ブルーバックスは大人の学びなおしにおすすめ
ブルーバックスは講談社が刊行している老舗の新書レーベルです。
数ある新書レーベルの中でも化学や物理、ITを含んだ専門的な分野に強いレーベルとして今も絶大な人気を誇っています。
講談社が刊行する新書のレーベル名。「講談社ブルーバックス」とも。自然科学を中心とする著作を扱う。1963年創刊で、岩波新書、中公新書に次ぐ歴史ある新書シリーズとして知られる。名称はソ連の宇宙飛行士ガガーリンの言葉“地球は青かった”にちなむ。
コトバンクより
子どもから大人まで楽しめるをモットーに一般向けとして刊行されているので、生物学の専門的な知識を分かりやすく解説してくれます。
大人が「生物学を学びなおしたい」「専門外だけど学んでみたい」と考えるならブルーバックスの本は分かり易いのでおすすめです。
大人から生物学を学べるブルーバックスおすすめ本①
ブルーバックスの著:栃内 新ら「新しい高校生物の教科書―現代人のための高校理科」は高校生物学を学ぶ前の中学生や社会人の学びなおしの本として、おすすめです。
生命の成り立ちを「進化」という縦糸と、生物の「生き方」という横糸を織り上げるように編集。動物と植物の共通性と多様性が、分子のレベル、細胞のレベルから個体の生き方のレベルへと展開しながら生き生きと書かれている。読んでわかるから面白い!現代人に必須の科学的素養が身につく、検定外高校生物教科書。
「新しい高校生物の教科書―現代人のための高校理科」内容紹介より
この「新しい高校生物の教科書―現代人のための高校理科」は一時期ブルーバックスから出版されていた高校〇〇の教科書シリーズの中の1冊です。
文庫本1冊に高校で学べる生物学の知識がコンパクトにまとめられた本でおすすめです。
生物学にあまり触れたことがない、興味がある人はこの本を足掛かりにレベルアップを図ることがおすすめです。
大人から生物学を学べるブルーバックスおすすめ本②
ブルーバックスの「カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 」シリーズは高校の生物学レベルじゃ満足できない、と考える人におすすめです。
MIT(マサチューセッツ工科大学)を始めとするアメリカの各大学で採用される世界基準の生物学の教科書。
「カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 」内容紹介より
MIT(マサチューセッツ工科大学)で一般教養科目レベルの生物学の教科書の内容を絞って翻訳した本が「カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 」シリーズです。
内容を絞って翻訳したとはいえ全5巻の大作で、フルカラーそして緻密な挿絵が豊富に描かれていて、アメリカの教科書のレベルの高さがうかがえるおすすめのシリーズ本です。
これがアメリカのトップクラスの一般教養か….と愕然とするほど高度な内容ですが、生物学の本でおすすめを紹介するなら、こちらの「カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 」シリーズは外せません。
生物学の教科書というだけあり、理解には化学的な知識も要求するために敷居は高いですが、おすすめです。
大人から生物学を学べるブルーバックスおすすめ本③
ブルーバックスの著:武村 政春「DNA複製の謎に迫る 正確さといい加減さが共存する不思議ワールド 」は生物学の中でもDNA複製について的を絞ったおすすめの1冊です。
私たちの体の細胞が分裂するとき、細胞の中では必ず、DNAが複製される。生命現象の根幹を担うこの反応は、一糸乱れぬ正確さで行われると考えられがちだが、じつは思った以上に不完全で、結構“いい加減”なのである。そして、まだまだ、よくわかっていない。本書は、いまなお多くの謎が残る「DNA複製」の世界に的をしぼり、そのしくみをわかりやすく解説する。
「DNA複製の謎に迫る 正確さといい加減さが共存する不思議ワールド 」内容紹介より
上で紹介した大学生物学のシリーズはあくまでも生物学全般の知識について描かれた本です。
この「DNA複製の謎に迫る 正確さといい加減さが共存する不思議ワールド 」はDNA複製の世界について、本の刊行時点でわかっていること分かっていないことを整理しながら解説する形をとっています。
比喩を多く用いて、なるべく専門用語を使わないスタイルで書かれた本書は生物学を学んだことがない人にとっても分かりやすくおすすめです。
大人から生物学を学べるブルーバックスおすすめ本④
ブルーバックスの「カラー図解 進化の教科書 」シリーズはアメリカの1流大学でも教科書として採用されている進化生物学の本です。
生き生きとしたイメージがわくイラストや写真、具体的な例が満載。説明は簡潔で、こきみよいテンポで話が展開。進化の歴史から最先端の研究まで網羅
「カラー図解 進化の教科書 第1巻 進化の歴史」内容紹介より
「カラー図解 進化の教科書 」シリーズはハーバード大学などアメリカの1流大学で教科書として最も読まれている本です。
ブルーバックスでは原版にある写真や図解を維持して全3巻のシリーズ本として翻訳しています。
進化生物学は、生物学とは一転地学や統計などの数学的な知識も駆使して生命の歴史を解き明かす学問であり、この本は生物学という学問の奥の深さ、裾ねの広さを教えてくれるおすすめのシリーズです。
アメリカの教科書は本として読んでも非常に面白く、進化生物学に興味がなくとも知的好奇心を満たせる1冊としておすすめです。
大人から生物学を学べるブルーバックスおすすめ本⑤
ブルーバックスの「カラー図解 EURO版 バイオテクノロジーの教科書」上下巻は生物学の知識を実社会へ活用する学問「生物工学」の教科書として世界中で読まれている本の翻訳本です。
発酵から遺伝子工学まですべてがわかる、ユーロ圏を始めとしアメリカの大学でも採用される世界標準のバイオテクノロジーの教科書!
「カラー図解 EURO版 バイオテクノロジーの教科書(上)」内容紹介より
バイオテクノロジー(生物工学)は遺伝子工学や創薬、再生医療から発酵に至る生物学的知見を利用する分野すべての呼称です。
「カラー図解 EURO版 バイオテクノロジーの教科書」はバイオテクノロジーの知識をエピソード形式で学べる本です。
上下巻構成で生物学の専門的な知識を必要とする記述も多い本書だが、写真やイラストが豊富に掲載され丁寧に解説されています。
じっくり読み進めることで確実にバイオテクノロジーの最先端が学べる生物学の本としておすすめです。
大人から生物学を学べるブルーバックスおすすめ本5選まとめ
生物学の知識は医療や農業などのあらゆる分野で活用されており、一般教養としての生物学の知識は社会人であれば必須といえます。
大人から生物学が学びなおせるブルーバックスのおすすめ本を5冊紹介しました。
ブルーバックスの本は実書店ではもちろん購入できますが、電子書籍でも購入できます。
電子書籍での購入はKindleUnlimitedメンバー、もしくは楽天Kobo電子書籍ストアでの購入がお勧めです。
これまでに販売された全てのブルーバックス書籍が購入出来て、ポイントもつくおまけ付きでコスパが良いのが特徴です。