自然とアートの町ネルソンで遊ぼう
ネルソンはニュージーランド南島北部にある町で通称「サニーネルソン」として呼ばれている比較的大きな街です。
ピクトンからバスで3時間ほどの距離ということもあり私はネルソンで2泊3日しました。
少し立ち寄っただけでしたが、多くの魅力を持った街だと私は思います。
なので、その魅力を今回お届けしたいと思います。
サニーネルソンに滞在しよう。
ネルソンはニュージーランド南島北部にある町で通称「サニーネルソン」として呼ばれている比較的大きな街です。
私が滞在した期間も晴れの日が続いて暑いくらいでした。
ヤシの木が町の至る所に生えていることもあって、「サニー」という言葉がピッタリな町ですね。
ネルソンから更に北へ上ることで美しい浜辺で知られるアベル・タスマン国立公園や同じく美しい造景で知られるゴールデンベイ、世界でも屈指の透明度を誇るププ・スプリングスへとアクセスできます。多くの観光客たちがネルソンを拠点として訪れています。
また、ネルソンはアートの町としても知られ、地元の芸術家たちの作品を展示しているギャラリーが多く存在していることでも有名です。
コンパクトできれいなネルソンを散策してみよう
ネルソンの町はそれほど大きい町ではありません。ですが、好天に恵まれるネルソンは想像以上に綺麗な町です。
町には様々な施設がギュッと集まっていて、あれがないこれがないとなることは少ないでしょう。町の雰囲気も穏やかで陽気であり、あれこれ散策するだけでも楽しい一日を送れるはずです。
アベル・タスマン国立公園
アベル・タスマン国立公園へはネルソンから行くのが最もアクセスが良いそうです。予約はi-siteという観光案内所で出来ます。
私は、滞在日数が少なかったのでアベル・タスマンへは行かなかったのですが、ピクトンで泊まったゲストハウスの人に「なんで行かなかったの!?」とビックリされたぐらいでした。
それくらい足を運んでいる人が多い場所ということですね。
アートギャラリーには地元芸術家たちのアートがずらり!
ネルソンはアートの町としても親しまれています。地元には多くのアーティストたちのためのギャラリーがあり、彼らの作品を見て購入することができます。
絵画はもちろんのこと、ジュエリーや小物をデザインしているアーティスト達もいます。
ただし、日曜日は休みなので行くのであれば平日土曜などに行くのがよいでしょう。
私は日曜日にギャラリー巡りをしようと思っていたので、これを知らず悲しいことになりました。
幸いすべてのギャラリーが閉まっているわけではないのでギャラリーを紹介しているパンフレットに記載されている日にちをよく見てどこを巡るべきなのかを考える必要がありますね。
ネルソンの週末はマーケットの日!!
ニュージーランド各地ではファーマーズマーケットを始めとした朝市が週末等に開かれています。もちろん、ネルソンでもマーケットが毎週開かれます。しかも、土曜日と日曜日の両方でマーケットがそれぞれ開かれます。
サタデーマーケットとサンデーマーケットの二つがあり、それぞれ微妙に特徴があります。
サタデーマーケットはアーティストたちの作品も売り出されるマーケットで、いわゆるニュージーランドではメジャーな「ファーマーズマーケット」のようなものです。
サンデーマーケットはフリーマーケット的な側面があり、様々な人たちがいろいろなものを持ち寄って売っていたりします。
私が行くことができたのは日曜日に開かれる「サンデーマーケット」でした。
ボートや大工道具を売っている人がいたり、なかなかカオスな空間でした。
手製らしきギターを売っているテントもあり、見ごたえはありました。
フリーマーケットは思わぬ商品が見つかったりして、眺めているだけでも楽しいですね。
ネルソンにもあるガーデンパーク
ニュージーランドといえば、ガーデニング文化が知られていて、各地に大きな庭園が存在しています。そういった場所はすべからく無料で出入りできる地元住民や観光客にとっての憩いの場なのですが、ネルソンにもガーデンパークは存在します。
それが「ヴィクトリア・パーク」です。
クライストチャーチのボタニカル・ガーデンを始めとして様々な庭園に足を運んだ私としては外せない場所の一つでした。
ギャラリー巡りが頓挫しかけて失意の底にあった私はヴィクトリアパークの情報をつかんて直ぐにそこへ足を運びました。
ここヴィクトリアパークはニュージーランドでは珍しいアジア調の庭園がありました。
ニュージーランドはイギリス準拠の庭園がほとんどなので、一角だけとは言えとても珍しい場所です。
他にはバラ園や池などがあって、ちょっとした気晴らしや散歩にはうってつけの場所だと思います。
私みたいに予定が狂ってやることがなくなった! なんて時には是非行ってみてほしいですね。
ベンチで昼食を食べるのもいいかもしれませんよ?
無料で入れるスーター美術館
ヴィクトリア・ガーデンの直ぐそばにスーター美術館はあります。
スーター美術館は小さな美術館ですが、地元のアーティストたちの作品を含めて様々なアートが展示されています。
美術館の中もキレイで、カフェやショップまで併設されていてちょっとした時間つぶしには最適の場所でした。
併設のカフェからはヴィクトリア・ガーデンが一望でき、ニュージーランド特有の暑い日差しを避けながら優雅にランチをとるのも旅の醍醐味かもしれません。
また、美術館で展示されている地元のアーティストたちの作品には値札が付いていて実際に購入することも可能です。
中は撮影可能ということで、展示されている作品の一部をここで紹介します。
上の写真のように壁一面に作品が展示されています。
それぞれ、タイプが違う絵画が展示されていて飽きが来ないです。
自分が気に入ったものを探すのもいいのかも?
ちなみに私は上の写真の絵が気に入りました。
こう・・・独特の色彩感が波長に合った? のかも?
もちろん、絵画だけじゃなくて焼き物を展示している場所もありました。
どうも、魚? をモチーフにした作品が多かったですね。
顔がついてて、どちらかというと魚人みたいです。
まだまだ他にも作品はありましたが、全部を紹介しているスペースはないのでここで終わりです。
実はこのスーター美術館は無料で入ることができるのです。
私のように(以下略・・・
是非、一度足を運んでみてください。
最後に
今回はネルソンの町についての紹介記事でした。
ネルソンという町はアベル・タスマン国立公園などへの中継地点として扱われることも多いですが、町自体にも魅力がたくさんあります。
残念ながら、私は行った日取りが悪かったのですが、見て回ることができる場所はたくさんありました。
是非皆さんも一度ネルソンの陽気に当てられてみてはどうですか?