【ハック】電子書籍と紙の本の使い分けが成長のカギ
電子書籍とアナログ本のどちらが良いか、という議論は終わりません。
とはいえ、消費者からすれば、読める書籍の選択肢が増えたのは良いことです。
Renta!等の貸本サービスは便利ですね。読み返さない漫画が安く読めるのは便利です。
電子書籍と紙の本というカテゴリーに分かれてから
読み方のバリエーションが増えましたね。
電子書籍と紙の本の二つの書籍媒体を駆使するとより良質なインプット体験ができます。
今回は電子書籍と紙の本を使いこなす読み方を伝授します。
- 電子書籍と紙の本は使い分けが必要
- 電子書籍と紙の本のメリット・デメリットを紹介
- 電子書籍と紙の本の読み方を紹介
電子書籍と紙の読み方が自己成長のカギ
電子書籍と紙の本はそれぞれ違った特徴を持つ似て非なる媒体です。
同じ文字が媒体ですが、その性質は電子書籍と紙の本では全く違うため読み方を変えることが必要です。
電子書籍と紙の本ではそれぞれ読みやすい本のジャンルが異なります。
また、電子書籍では入手できない本、紙の本では入手できない本がそれぞれあるためにどちらか一方のみを使うことが機会損失に繋がります。
電子書籍と紙の本のメリットデメリット
電子書籍と紙の本にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
電子書籍と紙の本のメリット、デメリットは以下にまとめられます。
電子書籍のメリット
- 持ち運びが簡単
- 隙間時間に読める
- クーポンなどがあるため、紙より安く新刊が買える
- しおり機能等が充実している
電子書籍の強みは端末一つで大量の本を読める点にあります。
しおり機能が充実していて、一度に大量の本を並列に読めることもメリットです。
Kindleなどの電子書籍リーダーを使えば数百冊の本がどこでも読めるのは紙の書籍にはないメリットです。
Amazonの展開しているサービスの一つであるKindleUnlimitedは無料で読める電子書籍が沢山あります。
また、楽天会員なら楽天が主催する電子書籍ストアの楽天koboの利用がお勧めです。
多数の割引クーポンや試し読みが出来るのは電子書籍ならではのサービスです。
電子書籍のデメリット
- 電子書籍を読むための端末が必要
- 文字の大きさ等のレイアウトが端末に依存する
- ページを繰るのが1ページずつで面倒
- 読まなくなった本を中古などで売れない
電子書籍は読むためにはKindleなどの電子書籍リーダー等が必要です。
スマートフォンでも読めますが、個人的には文字が小さくて読みにくいです。
基本的にはページを1ページずつ読み進める形になりますが、2ページ3ページと繰りたい時にはまどろっこしいと感じます。
技術書などのページからページへ飛ぶことが多い書籍だとこの欠点が顕著に現れます。
紙の本のメリット
- 集中して読みやすい
- ページを一気にめくれる
- ページの余白に書き込める
- 読み終わったら売れる。
- 中古本は電子書籍より安く購入できる
紙の本や電子書籍とは違う充実した読書体験が得られることがメリットです。
また、気になる点をページの余白に書き込めるのは紙の本ならではのメリットです。
電子書籍も余白に書き込む機能はありますが、紙の本ほど見やすく書けるかは端末次第です。
電子書籍ほど大量の本を読むことはできませんが、一冊一冊をじっくり読むことに適しています。
紙の本と電子書籍の二つの媒体に分かれてから、読書とは文字を読むだけではないことを教えてもらった気がします。
紙の本のデメリット
- かさばる
- クーポンなどの安売りが基本的にない
紙の本はかさばります。
持ち運びにも不便ですし、重いです。
また、書店では定価でしか購入できないため、費用が掛かります。
中古本以外は安売りされていないのも欠点です。
【お勧め】電子書籍の読み方術
電子書籍での読み方は流し読みがお勧め。
電子書籍は軽い読み物を多読する人には向いた媒体でしょう。
お勧めの電子書籍の読み方はコメント機能を使って気になった項目の要約文を残すことです。
後に読み返したくなったときも当時コメント機能で残した要約文を読むことで、内容が把握できるため時短に繋がります。
しおり機能の使い方が多読のカギになります。
読書をしても集中できない時、しおりを挟んでまた別の電子書籍の読書を始めましょう。
一冊一冊ごとへの集中力が続かなくてもしおりを次々に挟んで色々な電子書籍をつまみ食いするように読めば、結果としての読書時間が伸びます。
電子書籍は大量の書籍からインプットを行う作業に向いているため、この読み方が電子書籍の強みを活かすことが出来ます。
雑誌やマンガ、小説等の娯楽用途向けの本を読むには電子書籍を活用するべきです。
また、ハウツー本や特定分野への入門書を読むことにも適しています。
ビジネス書なども電子書籍で読むことが便利でしょう。
反面、学習を意図した読書の場合は電子書籍は読みにくい媒体になります。
学習のために技術書や専門書を読む場合、必要なのは読み進めるスピード以上に理解し、記憶することが必要です。
残念なことに電子書籍はじっくり読み進めたり、いろんなページへ飛ぶ読み方に向いていません。
通勤や通学途中のわずかな時間の隙間で資格の勉強がしたいのであれば、紙の書籍を利用することをお勧めします。
紙の本の読み方術
紙の本は技術書や専門書のような理解し、記憶する必要がある本を読むことに適しています。
電子書籍リーダーなどのデジタル端末の持つ誘惑がなく、一冊一冊の読書に集中しやすいためです。
お勧めの紙の本の読み方は、ページの余白に気になったことを随時書き込むことです。
電子書籍にもコメント機能がありますが、自由なレイアウトでコメントが書き込めるの点はアナログ本の持つ優位性です。
もし、本に書き込みたくないと考える人はポストイット等の付箋を張り付けましょう。
ポストイット・ジョーブ等の半透明な付箋は文字を隠さず、しおりの代わりにも使えるのでお勧めです。
紙の本は電子書籍に比べてページを繰るスピードが速く、ページを飛ばしながら読む人には特に使いやすい媒体です。
本中の気になるポイントを見つけたり、まだ読んでない先のページへ飛んで情報を求める場合、紙の本はページをめくるだけで良いため、素早く情報をみることが出来ます。
電子書籍を読むとき、気になったページに飛ぶには一度そのページにしおりを挟む必要があり、紙の本ではそれが必要ないためです。
以下の書籍のような図解と文章が入り混じった書籍は紙の本で読むことのほうが適しています。
専門的な知識を得たい場合はこれらの本を読むことになると思います。その時は、紙の本で読み進めることをお勧めします。
逆に漫画のようなかさばり易いモノは電子書籍で読むことをお勧めします。
電子書籍と紙の本の読み方まとめ
電子書籍と紙の本の読み方が自己成長のカギとなることが理解できたでしょうか?
電子書籍も紙の本も一長一短があり、使いこなすことで効果的な成長が望めます。
実は電子書籍と紙の本の認識能力の差は既に研究されていて、特定条件下では紙の本の方が優位との結果が出ています。
しかし、日常生活の読み方では大きな差が生まれません。
沢山の本をより良く読む読み方を重視するべきです。
電子書籍と紙の本を使い分けて、賢く読書しましょう。