海のプラスチックを減らす世界の企業。日本は?

2018年4月30日コラム

ゴミと海鳥

 

 

こんにちは、ワル鳥です。

 

以前、このような記事を書きました。

 

海を殺すプラスチックのごみ

 

最近、私がインターネットサーフィンをしているとこのような記事を見つけました。

 

 

 

 

内容はコカ・コーラなどの飲料、日用品会社がイギリスでのプラスチック製品の使用量と廃棄量を減らすと宣言したものです。

 

 

環境保護団体「Wrap」がまとめた英国プラスチック協定に基づいて包装などに使うプラスチックをへらし、25年までにリサイクル目標を達成するとのこと。

 

 

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Wrapとは

 

 

「Wrap」は同じような名前の団体はいくつも存在しますが、ここではイギリスの団体のことを指します。

 

 

 

 

Wrapはイギリスで持続可能な資源活用を推進するNGO団体として活動しています。

 

 

食料品の消費動向などを調べて、その課題を解決するためのコンサルティングをしている感じです。私も初めて知ったので、詳しくは分かりませんでした。

 

 

CNNニュースにも取り上げられていることからも大変影響力の強い団体のようです。

 

 

この団体によると、イギリスでは年間240万トンの包装プラスチックゴミが発生しているとのこと。

 

 

魚よりもプラスチックが泳ぐ時代

 

 

CNNの記事によると、2050年には世界の海に存在するプラスチックの重量は魚の重量を上回るとのこと。

 

 

魚の代わりにプラスチックが水揚げされる時代が来るのかもしれません。

 

 

そうなったら、魚なんて食べられないかもしれないですね。

 

 

漁師の皆さん廃業確定です

 

 

EUでは全加盟国で2030年までに使い捨てプラスチック製品の全面使用禁止を考えてるらしいですよ。

 

 

日本の取り組みは?

 

 

少し古い記事ですが、このようなものを見つけました。

 

 

 

 

私も化学系の教授から聞いたことがありますが、結局は燃やした方がコスト的に安くなるそうです。

 

 

焼却場に投入する燃料の代わりにプラスチックがなってくれるのだとか。

 

 

私は初めてその話を聞いたとき、「ええ・・・」と言葉をなくしました。いくら何でも適当過ぎない、と。

 

 

上の記事を見る限りでもあまり現状は変わっていないのでしょう。

 

 

レジ袋の有料化は始まっていますが、海外の動きに比べたら弱いと言わざるを得ないでしょう。

 

 

日本は使い捨てプラスチックを禁止せよ

 

 

この記事を通して私が思うことはただ一つ。日本はこの動きに参加しなくてはいけない、ということです。

 

 

何故なら、日本の伝統食である魚食文化が無くなるということです。

 

 

そんな馬鹿な、と思う人はいますでしょうか?

 

 

恐らく、魚を食べる文化はある程度起こると思います。ただ、これまでのように食べることが出来なくなるだけで。

 

 

上で言ったようにこのままの状況が続けば、2050年には海で漁をすればプラスチックが採れる時代が来るでしょう。

 

海中の魚の重量よりプラスチックのほうが重量が多いとはそういうことです。

 

 

完全養殖の魚に関しては問題なく消費することができると思います。

 

ただし、天然物の値段は天井知らずでしょう。

 

 

魚の代わりにプラスチックが取れる様な時代が来れば、漁師の方々は廃業せざるを得なくなるからです。

 

 

日本人の魚食離れとかいう問題どころじゃないです。

 

 

だからこそ、私は魚を日常的に食べる文化を持つ日本こそがこの運動に対して積極的に動くべきだと考えています。

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