日本だけの技術!?人工オパール
こんにちは! アンソニーです。
今でこそ、私はニュージーランドへワーキングホリデーに行くと公言しているわけですが、実は最初はオーストラリアに行こうと思っていました。
色々とあってニュージーランドに行くことにしたのですが、オーストラリアのジョブ探しの時にマイニングジョブが稼げるとの話を聞きました。その時、知った話です。
オーストラリアと言えば資源大国ですが、その中でもオーストラリアが世界シェア90%を誇る鉱物があります。
それがオパールです。
そこで、私はふと引っかかることがありました。
「あれ、私。京都オパールってやつを見たことがあるけど。あれはどうなの?」
今回はその京都オパールについて紹介する記事です。
宮沢賢治の愛したオパール
オパールは宮沢賢治の小説に何度も出てくることでも有名です。
短編小説「貝の火」に出てくる貝の火とはオパールのことです。貝の形をした
オパールとは別名「たんぱく石」とも呼ばれ、乾燥や熱によって白くなってしまい二度と戻らなくなる様からそう呼ばれるようになりました。
遊色と呼ばれる白地に様々な色がゆらゆらと揺れる様はオパール特有の色合いであり、人気を博しています。
水の中で保存する必要があったりするなど、どこか神秘的な響きを感じます。
世界で唯一?完全再現を成し遂げた京都オパール
完全再現というには少し大げさかもしれません。しかし、世界中を見てもオパール特有の遊色を再現できたメーカーは少なく、京都オパールほどの再現性を持つものはないそうです。
素材は、本物のオパールと同じ二酸化ケイ素です。
その粉末を特殊な技術によって固めることで作られています。
京セラの京都オパールのサイトによると、京都オパールは樹脂含浸技術によって、オパール特有の脆さを克服したというのです。
オパールは非晶質の物質のため、何かの拍子にぶつけて欠けてしまうことがままありました。
それらの弱点を克服した京都オパールは、天然オパールに比べて様々な用途に使いやすくなったことが挙げられます。
装飾に美容に引っ張りだこな京都オパール
京都オパールは京セラによって作られた人工宝石です。
京都オパールが平成29年から導入された泉北ライナーの装飾で用いられています。
(京セラHPより)
また、KOKOISTというブランドのネイルジェルにも使われているみたいです。
私、男なんでネイルジェルについてはまったく分からないですけどね。
因みに京都オパールには様々な色がありますが、天然オパールに関しては白地のものが主流らしいです。
あちらこちらで存在感を増しつつある京都オパール。
断然、天然石を購入するより安いので、リーズナブルに楽しむことができると思います。
興味があれば、購入を検討してみてください。
最後に
京都オパールについては、私が良く行くアクセサリーパーツショップに陳列してあったのを見たのが始まりです。
ちょっとした興味から鉱石・宝石の紹介本を読むことがあって、ふとお店で見ただけの京都オパールについても興味が沸いた次第です。
私は基本的にハンドメイドではチェコビーズしか使わないのですが、この京都オパールの色合いにも心を動かされるものがあります。
ああ、もっとお金とセンスがあれば京都オパールも使いこなせるでしょうか?
無いものねだりをしながら、今回の記事はここまでにしたいと思います。
では、さようなら。