クロールのバタ足には意味がない可能性がある
小学校の頃から泳ぎはあまり得意ではありませんでした。最近では平泳ぎならそれなりに早くなったのですが、クロールは全然遅いままです。
と言うことで、こんな記事を見つけたので紹介します。
今まで必死こいて足をばたつかせていたのはあまり意味が無かった?
バタ足は水の抵抗を増す
クロールのバタ足は早くなるどころか、むしろ遅くなるとの研究結果が筑波大と東京工大の研究チームによってまとめられました。
秒速1.1mでは比較的速度に貢献するものの、1.3mを超えたあたりから急激に抵抗が増すとのこと。
秒速1,3mだと100mを77秒ほどで泳ぎ切る速度とのこと。
世界水泳も更なる効率化が見えてきて、人類の理論値が再び変わりそうですね。
速く泳ぐ方法は?
元々バタ足には体を浮かして水平に保つ役割があるそうなのですが、この結果を見ると大きく足をばたつかせることに意味はなさそうです。
記事でも言われていますが、上半身で水を捉え、振れ幅の少ないキックを保つことが重要であるとのことです。
なるべく最小限のバタ足で体を水平に保ちつつ、腕で水をしっかりと掻くのが一番早くなるのでしょう。
もしかしたら、今の主流のクロールの形が少しなりと変わる可能性が生まれてきましたね。
とても興味深い研究だと思います。
もしかしたら、新しい泳法が生まれる可能性があることを証明していると言っても過言ではないでしょう。
個人的に
よく中学のプールなんかでクロールをしながら大きな水しぶきを上げて進んでいる人がいますが、あれは悪い例であったということなのですね。
偶にネットなんかで見るバタ足の仕方についての記事の内容等も変わっていくのでしょう。
こうして私たちが常識だと思っていたことがまた一つ変わってくのかと思うと楽しくてしょうがありません。
次の東京オリンピックでは水泳の自由形で使われている泳法が見た事が無いものに変わっている可能性もありますね。
これはオリンピックがますます楽しみになりそうです。