【実物写真あり】ペルーで偽金(紙幣・硬貨)を掴まされた話と絶対騙されない見分け方【悲報】ペルーで偽金を渡された件について
青年海外協力隊としてペルーで生活していたとき、買い物でお釣りをもらったら、偽金でした。
お釣りで偽金を貰った時は、まったく偽金と気づかず、実際に支払おうとしたときに相手から「偽物」と言われて発覚しました。
海外旅行記を読んでいると、たまに見る偽金事案ですが、まさか私が当事者になるとは。
しかも、ペルーで。
今回は偽金と本物のお金の違いを分析・紹介してみようと思う。
ちなみに帰国までの2年間で硬貨と紙幣の両方を掴まされました。なので、トラブル事案例として皆様の役に立てたらと思います。
なお、他のボランティアの人が偽札を掴まされたことはありませんので、レアな体験でしたよ。
青年海外協力隊の私がペルーで偽札を掴まされた経緯
もらったのは両替所でした。
青年海外協力隊の安全対策でも道で立っている両替商は使うな、というのがお達しでしたので、店舗として構えている両替所を使用していましたが、そこで渡された現地紙幣(ペルーソル札)の中に偽物が紛れていたというわけです。
チクラヨのローカル両替所に潜む罠
青年海外協力隊として活動中、一ヶ月おきに住居費含む生活費を銀行に引き出しに行っておりました。日本からの送金は米ドルでしたから、それを現地通貨に両替することで生活費に使っていたわけです。
ペルーでは店によっては米ドルでの支払いもできるので、銀行からは米ドルとペルーソルが取り扱われています。
銀行口座アプリ上で米ドルからペルーソルに両替することも出来るのですが、ペルーの両替所を経由すると空港レートや銀行のアプリレートなんかよりも断然良いレートで換金できるので、次第にそちらへとシフトしていったのです。
チクラヨの両替所からもらったペルーソル札に偽札が紛れていたようです。掴まされた偽札自体は1枚だけでした。他は本物でした。
なぜ、こうなったのかというと、両替でもらったペルーソル札の枚数と両替所の環境に問題がありました。
たとえば、100ドル換金すると、大抵、100ソル札(日本円でいうところの1万円札)が3枚になります。大抵、300ドルぐらい替えるので100ソル札が9枚になります。
その場でチェックをするのですが、後ろが使えていたのと、その換金所は外から受付が丸見えだったので、あまりその店の周りでお札のチェックをしたくなかったという焦りがあったのが原因でしょう。
発覚はお店で!「これ偽物だよ」と言われた瞬間
偽札の混入が発覚したのは、それから3週間ほど経った頃でした。換金してから、実際にお店で使用して発覚するまでにはラグがありました。
というのは、米ドルからペルーソルへと換金してすぐに全部使用するのではなく、大抵ドルをソルへと換金して後、一部を銀行ATMからカード支払い用に口座へと戻し、残りを現金決済用に手元に残すことにしていました。要は月1だけ銀行に行って両替すると言うルーチンだったため、タイムラグが大きかったわけですね。
市場のお店でお土産用のお菓子を買おうとしたところ、財布に100ソル札が一枚しかなかったので、これでいいか?と言って店員に渡したところ、店員がこれ偽物だよ、と言って突っ返されてしまった経緯から偽札の混入が発覚しました。
両替してから気づかないものなのか?ずっと持ってたんでしょ、と思われそうですが、この時は両替してチェックした後は財布の奥にしまいこんで、一切その100ソル札には触っていなかったのです。これでオッケーと思いこんでいたということですね。
わたしが一ヶ月の生活費を引き出していた銀行(BBVAでした)のすぐ隣にある両替所でしたが、その日からそこで両替するのをやめました。
正直、両替所としては小さくて微妙に汚かったのですが、地方だしそんなものかと思って利用していたのですが、それが良くなかったようです。
ちなみに小銭の贋金をもらったのは小さな万屋で買い物したときのお釣りで、発覚したのはバスの運賃支払をしようとしたところ、集金係から偽物と言われたことがきっかけでした。
正直、お札だけでも手一杯なのに小銭までチェックするのは結構至難です。
この事件以降別の銀行からちょっと離れた別の両替所で両替することにしたら、偽札の混入はなくなりました。
【実物写真】ペルーの偽札・偽硬貨(ソル)の見分け方と特徴
ペルーの偽札は分かっていれば割と判別できます。偽札のレベルが低いといえばいいのでしょうか?
いくつかの特徴があり、それらをチェックすることで判別できます。今回は紙幣と硬貨について判別方法を教えます。
偽札(紙幣)の見分け方:透かしと手触りがポイント

気にするポイントは以下の3つです。
- 透かし
- ホログラム
- 手触り
偽札には透かしがありません。あったとしても本物に比べると崩れたようなものが見えるだけです。
正規のペルーのお札は布製ですが、偽札は紙製が多いため、手触りや匂いが違います。本物は繊維が感じられますし、すこしざらついています。偽札はツルツルしていますね。
偽札だとプリンターインクのような匂いがすることもあります。匂いは移りますし、不衛生のであまりオススメはされませんが、参考にはしてほしいです。
また、お札をほんの少し破ると違いがわかりやすいです。
本物は明らかに耐久性が高いため、破りにくいですが、偽札は紙製のため、比較的容易に破くことが可能です。
紙幣を破いていいのか、という疑問があるかもしれませんが、現地の人も同じような方法を試しているので、大丈夫です。
また、セキュリティシール(お札中央部分にある縦に縫い込まれたホログラム付きのプラシールのようなもの)というものやホログラム(表面中央の大きな数字部分)が機能しているか?などがポイントになります。
実際には光に透かしたり、斜めからホログラムやセキュリティシール部分のラメを確認したり、手触りを確認することで、偽札かどうかを確認します。

流通している偽札の殆どは100ソル札なので、気をつけるタイミングは両替時がほとんどです。
実は100ソル札より上に200ソル札がありますが、これは私が2年間の生活の中で一度しか見たことがない程度には珍しい紙幣ですし、銀行引き出しでも出てこないような紙幣なので無視しても大丈夫です。
偽硬貨(コイン)の見分け方:重さと落とした時の音に注意
こちらも一度だけ、偽硬貨を掴まされました。
偽札は警戒していましたが、偽硬貨についてはノーマークだったので、引っかかってしまいましたが、これが結構見分けにくいですし、少額の買い物をするたびについて回る問題なのでやっかいです。
私が受け取ったのは2ソル硬貨ですが、5ソル硬貨でも偽硬貨が出回っているようです。

見分け方のポイントは以下の3つです
- 触って刻印の度合いを確認する
- 落としたり、叩いたときの音の違い
- 重量
偽物は刻印も使用されている金属の種類も違います。
そのため、2つを比べると明らかに違いが出ます。偽物は全体的に作りが甘く重量も本物に比べると軽いです。
落としてみた際になる音も本物は澄んだ高音がなりますが、偽物はボテッとした音がなります。
二枚以上の同額の硬貨を持っていれば、容易に判別できると思われます。ただ、古い硬貨もあり、古い硬貨は刻印がかすれていることも多いため、必ず複数チェックすることを心がけてください。
ペルー旅行で偽札被害を防ぐ!安全な両替と防犯対策
道端のカンビスタ(両替商)は避け、店舗を構えた両替所へ
ペルーの街中、特に大きな交差点や銀行の近くには、「カンビスタ」と呼ばれるベストを着た路上両替商が立っています。
現地の人はよく利用していますが、旅行者や外国人は絶対に避けるべきです。レートをごまかされたり、偽札を混ぜられたりするリスクが格段に跳ね上がります。
現地の人たちも人づてで紹介された両替商しか使わないため、気軽に利用しているように見えて、実態は全く異なります。
基本的には「Casa de Cambio(両替所)」と看板を出している店舗を利用しましょう。
ただし、私がチクラヨで被害に遭ったように「店舗なら100%安全」というわけではありません。
ちゃんとした店舗はパスポートなどの身分証の提示を求められます。それがされないような店舗は基本的に偽札のリスクがあると考えてください。
お釣りを受け取ったその場で必ず確認する鉄則
両替所でも、スーパーのレジでも、もらったお金はその場ですぐにチェックしてください。
一度財布に入れて店を離れてしまうと、「この店でもらった」という証明ができなくなり、完全に泣き寝入りになります。
銀行での交換期限は概ね両替から24時間以内の取引に限ると言われています。
日本ではお釣りを一枚ずつ透かして確認するのは失礼にあたりますが、ペルーでは当たり前の自己防衛です。
店員も客が確認するのを待ってくれますし、嫌な顔一つされません。そもそもこちらが支払った際には、店員が受け取った紙幣を舐め回すように確認しますので、お互い様です。
特に100ソル札の束を受け取った時は、私の時のように「後ろがつかえているから」「外から丸見えで不用心だから」と焦らず、落ち着いて一枚ずつ手触りや透かし、ホログラムを確認することが最大の防衛策です。
もし偽札を受け取ってしまったらどうする?
結論から言うと、諦めるしかありません。
銀行へもっていけば、偽札を本物と交換してくれる場合がありますが、それは両替の証明書となるレシートがある場合のみです。道端の両替商はそんなものくれないので、泣き寝入りする他ありません。
ペルーの現地の人たちの中には、気づかずに受け取ってしまった偽札や偽硬貨を「ババ抜き」のように別のお店やタクシーでしれっと使って回す人もいます。
しかし、外国人がこれをやると、バレた時に警察沙汰になるなど無用なトラブルに巻き込まれる危険性が高いです。
悔しいですが、授業料だと思って諦めましょう。
絶対に別の場所で使おうとはせず、私のようにブログのネタにしたり、戒めとしての記念品にしたりするのが一番平和な解決法となります。
まとめ:ペルーではお金のやり取りに常に警戒を
ペルーは素晴らしい国で、人も親切ですが、お金に関しては非常にシビアな世界です。
クレジットカードが使えるお店も増えてきましたが、市場での買い物やローカルバスの移動など、まだまだ現金決済が主流の場面も多くあります。
QRコード決済はかなり流通していますが、ペルー国内のサービスのため、観光客には関係のない話です。
「紙幣は手触りと透かし」「硬貨は音と重さ」というポイントを頭に入れ、受け取ったその場で確認するクセをつけておけば、大半の偽金トラブルは防ぐことができます。
硬貨はともかく紙幣は両替時と銀行での引き出しのときのみ発生するトラブルです。その時だけ気をつけるようにすれば、気を貼る必要もそれほどありません。
少しの警戒心で防げるトラブルなので、これからペルーに行く方はぜひこの記事の見分け方を活用して、安全で楽しい旅にしてください。