自分の欠点と向き合う方法

コラム

hatena

 

こんにちは、10の欠点を持つ男アンソニーです。

 

適当に10と言いましたが、実際にはもっとあると思います。ぱっと思いつくところでもこのサイトのブログ記事の書き方とかね。

 

実は前の仕事を辞めた時にも色々とありまして、自分のことが憎いほど嫌いになっていた時期があったのです(ついでに仕事のことも)。

 

悩みに悩んだ結果、「こんな仕事辞めてしまえ!」と思い切って仕事を辞めて青年海外協力隊に応募した次第です。

 

結果として落ちてしまったのですが、それも含めて私が自分を見つめる切っ掛けとそれを乗り越えた経験についてお話します。

 

ていうか、同じようなことばっかり書いてんな、私

 

過去に似たような話も書いていますが、そちらも良かったらどうぞ

 

 

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自分の人生に疑問を持った

 

誰でもよくある話です(多分)

 

仕事場でいつも怒鳴られているうちに自分のことが良く分からなくなったのです。

私はメンタルが強い方ではなかったため気落ちすることが多く、そのままメンタルブレイク、となるところを職場の悪口を親に愚痴り続けることで何とか保っていました(親からは嫌な反応を返されましたが)。

そんなことをしている内に、自分の人生をこの職場で費やす意味はあるのか?と疑問に思い、かねてより興味があった青年海外協力隊へ応募することにし、ついでに仕事を辞めたのです。

 

時間拘束の長い仕事でしたので、続けるという選択肢はありませんでした。

 

ニートになって自分を見つめなおす

 

 

それから一年程青年海外協力隊に応募するためにフリーターをしていたのですが、初めの数か月の私の精神状態は酷いものでした

ニートに関する記事を読むたび、悶え苦しみましたでも、止められなかったのは気になるから

 

自分の進む道が分からなくなった時は何かに縋りたくなるものです

 

自分の欠点を見つめることはとても大変なことです

幸いにも私はほぼ強制的に自分を見つめなおす機会が与えられました

 

それが青年海外協力隊一次試験でした。

 

青年海外協力隊一次試験では希望した動機や自己PRなどに加えて、技術適合性や自分の持っている経験がどのように役立つのか?

派遣後の将来設計や活動に際した自らの弱点など、詳細な内容を記述し提出する必要がありました。

 

それらの枠を埋めながら、私は半強制的に自らの半生とこれからを見詰めなおす機会を得たのです

 

青年海外協力隊OBの人達にも会って、話を聞いてもらったりして何とか申請用紙を書き終えたころには自分の欠点を客観的に見ることができる様になりました。

 

周囲の人、親等々色々な人に迷惑をかけましたが、精神的に持ち直すことに成功したのは自分を見つめなおした結果、「まぁ、いっか」という思考停止に至ったからです。

 

かえって悪くなったような気もしますが、今まで「何故これをしなかったのだろう」、「もう嫌」と言ったネガティブな気持ちに苛まれていたところを「もう知らん。やりたいことだけやって、後は適当でいいでしょ」となりました

 

これで自分の人生について悩むことがなくなりました。

 

極論を言うならば、失敗しても「首を括ればすべてが終わるのです」。

 

人生に終わりが来るのは当たり前。失敗して嫌になったら自力で幕を引けばいい。けど、なんかもったいないから最後まで粘ってみよう、と思えるようになりました。

 

我ながらネガティブにもほどがありますね(笑)

 

自分のもつスキル、選択肢全てを真っ向から見つめ、吟味した結果行きついたのは「自分勝手に生きよう」と言うものでした。

 

意識をそらす

 

一般的にうつ病の人に接するときには「相手に共感する」、「アドバイス」等の行為が良くないとされています。

 

相手にがんばれ、と言うのは最悪の行為とされています。

 

一番良いとされている行為は「気にしないこと」です。そして、「相手の話を逸らす」ことになります。

 

うつ病に良いとされているこの方法は気落ちしているときにも使えます。また、「気合を入れる」行為も良くないとされています。

 

気合を入れる行為は「生理的感覚による優勢反応の強化」とされ、つまりは「その時強い気持ちが高まる」ことになります。

 

なので、ネガティブな気持ちの人に「気合を入れろ」と言ってもネガティブな気持ちがより強くなるだけで意味がないのです。

 

ただでさえ、心理学上ではネガティブな気持ちはポジティブなものに比べても持続するため気を付けて対処しなくてはなりません。

 

これは他人に対してだけではなく、自分に対しても同様です。

 

何となく始める、と言う気持ちが重要です

 

何となくでもいい

 

ゲストハウスのクリーナーのバイトをしながら、青年海外協力隊の試験に応募していた私ですが、一度目の試験は一次の段階で落ちてしまいました。

 

この時点でかなり精神的にグラついていましたが、「まだ一回目だから。殆ど適当にやっただけだから」と何とか気持ちを収め、事なきを得ました。

 

その後も何度か危ういことがありましたが、とにかく親に愚痴ったりひたすらゲームしたりして何とか考えないようにしました。

 

2回目は後悔したくないので、OBの人達にコンタクトを取ったり、ボランティアを始めたり、と色々と挑戦するようにしました。

 

また、自分で生活費を払うと減っていく貯金を直視できなくなったので親に通帳含めて全額渡し、小遣い制にしてもらいました。通帳の金額を見なくて済むので良かったです。

 

また、青年海外協力隊の試験では語学能力を申告する欄があったため、TOEIC受ける必要がありました。

幸いハードルはとても低く、英語の勉強を少しするだけでもクリアできそうでしたが、私はTOEICのスコア自体を全く信用していないこともあり、独学で英語の勉強をすることにしました。

 

 

ゲストハウスでもバリバリに英語が喋れる人がいてカッコよく見えたのもあります

 

そうすると、TOEICの試験が終わった時などはどうにも手持ち無沙汰になってしまい、なんだかなぁと思ったので、何となく別の資格試験を受けてみようと勉強も始めました。

 

それがITパスポート危険物取扱者甲種の試験です。

 

 

幸いどちらも一発で合格できたことから自分に自信が持てるようになりました

 

自分に自信がついてきたころには

 

2回目の青年海外協力隊の試験。

 

一次は無事に通りましたが、二次で落ちてしまいました

 

普通なら気落ちするところなのですが、実はこの二次試験の結果発表二日後に危険物甲種の試験があったのです

 

もし青年海外協力隊に落ちていたら甲種やる気力なんて起きないでしょ、と言っていたのですが、甲種の受験費用を無駄にしたくなかったため、バタバタと試験会場に行くと自然に頭が試験を受ける態勢に切り替わっていました

 

甲種試験を受け終わった時には青年海外協力隊試験に落ちたことは笑って流せるくらいには精神的に持ち直すことが出来ました

 

自分に少しでも自信を持てることが有れば、精神的に辛いことがあっても耐えられるのだろうと思います。

 

また、青年海外協力隊に落ちたらワーキングホリデーに行ってやると決めていました。

試験に落ちてもこれで終わりじゃないと考えていたのも吉と出たと思います。

 

背水の陣のようにこれがダメだったら、と決死の覚悟で臨むほうが良かったのでしょうが、せっかく持ち直したはずの精神を削るようなことをしたくはなかったです。

 

結論

 

以上の経験から私が言えることは

 

  • 失敗しても何とかなるの精神で、根を詰め過ぎないこと余裕を持つこと
  • 資格試験などを受けて合格することで自信を持つこと成功を経験する
  • 取りあえずの気持ちをもって何かを始めてみる始まりの敷居を低くする

 

時代が進み、昔とは状況が変わっています。

 

昔は働けば給料が上がり、給料の額で承認欲求を満たすことが出来ましたが、現代ではそうではありません

 

やりがいを得るには自ら行動しなくてはならない時代です。

 

自らの欠点から目を逸らし続ける人生から脱却して、清濁併せのめる大きな器を手に入れましょう

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